安定:サンスクリーンプロ開発秘話
こんにちは Koo です。
ビーカースケールで作ったものと、(小)とはいえ、乳化釜で作ったもので様子が違ってしまう、違ったもののようになってしまうという、化粧品を考える人としては一番やっちゃいけないミスを犯してしまいました。このミスがなければサンスクリーンプロのお披露目はもうちょっと早くなっていたのかもしれません。
平謝りしましたが、再検討の時間をもらうことができました。ここでもまた、関係者の皆さん申し訳ありません、そしてありがとうございます。
不安定だったサンスクリーン剤の処方について、
「この中で何が不安定さの原因だったのか??」
を探りながら、処方改良に着手しました。
不安定さの原因究明を兼ねた実験を行い、普通で考える配合量よりわざと多く入れたり、とても少なくしたり、いつもより過酷な条件に短時間晒して、その影響に耐えられるのか?耐えられないのか?影響のうけやすさを見る、という手法を取りました。
その結果、サンスクリーン剤を安定な方向にするほど、中身は硬くなってしまうことがわかりました。硬くなると塗り心地に影響が出てきます。私としては、今後生産していくサンスクリーン剤はできる限り安定な方向にあることを望むので、硬さはちょっと許してもらえないかな?とうっすら相談してみたのですが・・・。
そうですよね、塗り心地悪いですよね、お客さん喜ばないですよね。。。
というわけで、安定でありながら、塗り心地がよいものを目指しまた検討をすることに。幸い、安定性の邪魔はしないけれど気持ちよく塗布できる状態に持っていくことができました。
続く
エコーレアオンラインショップにサンスクリーンプロの詳しい説明のページをつくりました。こちらもご覧ください。
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